(1) 停電したら「見て、嗅いで、聞いて、測って」

見てください: 電源装置のシェルを開け、ヒューズが切れているかどうかを確認し、電源装置の内部状態を観察します。電源の PCB 基板に焼けた領域や壊れたコンポーネントがある場合は、ここでコンポーネントと関連する回路コンポーネントをチェックすることに重点を置く必要があります。

匂い: 電源内部に焦げた匂いがある場合は匂いを嗅ぎ、焦げた部品がないか確認してください。

Q: 電源損傷の経緯と、電源に対して不正な操作が行われたかどうかについてお聞きしたいのですが。

測定: 電源を入れる前に、マルチメーターを使用して高電圧コンデンサの両端の電圧を測定します。障害の原因が LED 表示画面の停電またはスイッチ管の開回路である場合、ほとんどの場合、高電圧フィルタ コンデンサの両端の電圧 (300 ボルトを超える) が放電されていません。気をつけて。マルチメータを使用して、AC 電源ラインの両端の順方向抵抗と逆方向抵抗、およびコンデンサの充電状態を測定します。抵抗値が低すぎないように注意してください。低すぎると、電源内部で短絡が発生する可能性があります。コンデンサは充電と放電ができる必要があります。負荷を外し、出力端子の各グループの接地抵抗を測定します。通常、メーターの針にはコンデンサの充放電振動があり、最終的な表示は回路の放電抵抗の抵抗値となるはずです。

(2) 電源投入検出

電源を入れた後、電源装置のヒューズが切れていないか、個々のコンポーネントから煙が発生していないかを観察してください。その場合はメンテナンスのため適時電源を切ってください。

高電圧フィルタコンデンサの両端に300Vの出力があるかどうかを測定します。そうでない場合は、整流ダイオード、フィルタコンデンサなどのチェックに重点を置きます。

高周波トランスの2次コイルに出力があるか測定します。出力がない場合は、スイッチ管が破損していないか、振動していないか、保護回路が働いているかどうかを重点的に確認してください。ある場合は、各出力側の整流ダイオード、フィルターコンデンサ、3 方向レギュレータチューブなどを重点的にチェックしてください。

電源が起動してすぐに停止する場合は、保護された状態になります。PWMチップ保護入力ピンの電圧を直接測定できます。電圧が指定値を超えている場合は、電源が保護状態にあることを示しており、保護の理由を注意深く確認する必要があります。